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春の詩

緩い陽射しの
公園歩く
手は繋げずに
けれど並んで

鳥の囀り
聞こえる中を
胸躍らせて
歩く幸せ

こんな時こそ
盛り上げようと
思いながらも
出来ず終いで

春の色香が
君の色香に
よく似ていると
呟いてみる

風向き悪く
その呟きは
君に筒抜け
頬紅くなる

ふと気が付くと
君の横顔
ぼくより紅く
その紅ささえ

春の空気に
溶け入り馴染む
ぼくは思わず
嬉しくなって

……春だもの
泣いたって、たまにはいいよね
たまには寄り掛かって、歩いてみようか

君は笑って
僕を抱き寄せ
静かに歩く
初めての事

こんな春なら
記憶に残る
そう頷いて
春を愛した

紛れもない、ゲイによるゲイのための恋愛賛歌です。
これが男女だと、あまりに男の方が消極的過ぎますが、ゲイならばしっくりとくるという訳です。
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